「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき実行委員会」では、2019年年12月17日(火)、JR南武線・武蔵小杉駅北口で、「原発ゼロ」、「原発再稼働反対」を訴える宣伝行動を行いました。
実行委員会では、2020年3月8日(日)に川崎市・中原平和公園で「第9回原発ゼロへのカウントダウンinかわさき 集会&デモ」を開催します。
私たちが今、一番訴えたいことは「再び原発事故をおこさせない 大人が守ろう子どもたちの健康・命・未来」という想いです。
その想いを、新しい横断幕として作成して宣伝しました。
福島やその周辺では、今も放射性物質による環境汚染が続き、原発事故は収束の目途がたっていません。
福島以外の地域でも、低線量被ばくの影響が心配されます。
原発事故では、様々な種類の放射性物質が原子炉から外に溢れましたが、その1つである人体に有害な放射線を出し続けるセシウム137は、半減期を迎えるまで約30年かかります。事故からまもなく9年たつ今も原発事故は終わっていません。
目にみえず、味も痛みもなく、人間の五感では感じることができない放射線被ばく。
低線量被ばくの場合、直ちに影響がでなくても、累積されることで健康被害が心配されます。
ところが、国民には自分の健康被害が原発事故によるものなのか、他の要因によるものなのか、判断して証明することが難しい、現在の科学では因果関係が証明できないことを利用して、あたかも福島は安全になった、被曝を言う者は風評被害をまき散らしているかのような情報が流されています。細胞分裂の活発な子ども、赤ちゃん、胎児ほど、放射線が人体の設計図であるDNAを傷つけ、健康被害で出やすいといわれています。
世界では、福島原発事故を契機に原発をやめて再生可能エネルギーに切り替える動きがすすんでいます。
日本でも、私たちが声をあげ、行動して、原発再稼働をやめさせ、再び原発事故が起きることがないよう、脱原発・原発ゼロの社会をつくりましょう。そのための政府による原発ゼロの政治決断も必要です。
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