2023年3月12日(日)第12回原発ゼロへのカウントダウンinかわさき集会が川崎市 中原平和公園で開催されました。4年ぶりの屋外での開催という中で、どれだけ参加してくれるのか心配でしたが、会場には、800名を超える参加者があり、にぎやかに行われました。
10:30の開場とともに、模擬店や、各種展示ブースが店開きし、おでんや、カレー、お弁当、飲み物を買い求める人、展示物を熱心に見る人、ベビーカーを押した人など、それぞれのスタイルで参加していました。
11:00に始まった「金子勝トークライブ」は会場となったテントをぐるりと囲む人垣でいっぱいに。金子さんの縦横な話に聞き入っていました。
11:50からは、メイン集会会場の舞台で文化行事が始まり、ハンドパンという新し楽器の演奏、バルーンアート、和太鼓にトランペット演奏、合唱団の歌声、優雅な沖縄舞踏に腹話術と多様な文化を楽しみました。
13:00からいよいよメイン集会に。特別報告として311子ども甲状腺がん裁判の北村弁護士から、福島第一原発事故によって発症した甲状腺がんに苦しめられた、福島の若者7人の勇気ある裁判の報告がありました。
続いて、経済学者 金子勝さんが登壇し、経済の立場から、原発に固執する日本の姿を明らかにし、エネルギー革命が起きている今の世界で、ガラパゴス日本はますます取り残される運命にある。と、日本に巣くう権益集団から、早急に取り戻さないと滅びてしまう。と警笛を鳴らしました。
集会宣言採択のあと、武蔵小杉駅まで、「原発なくそう 未来のために」「再生エネルギーへ 転換はかれ」と元気にデモ行進しました。